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おでこや眉間のしわの解消には表情筋が鍵? しわができやすい理由についても紹介
おでこや眉間のしわの解消には表情筋が鍵? しわができやすい理由についても紹介

おでこ・眉間の周りでしわができやすいのはなぜ?

ふと鏡を見たときに、おでこや眉間のあたりのしわが気になったことがある方は多いのではないでしょうか。おでこや眉間のしわができる要因について紹介します。

表情の作り方の癖

人それぞれ表情の癖は異なります。その表情の癖によって、しわができやすくなっていることがあります。
部位別にそれぞれ紹介します。

おでこ

目を見開くにはまぶたの筋肉を動かせばいいのですが、多くの人はおでこの筋肉によって引き上げる動作をしてしまいます。この動作が癖になると目を見開くたびにおでこを動かすことになり、おでこのしわ形成につながります。

「おでこにしわを寄せないと目が開かない」
という状態になってしまうことで、目の周りの筋肉がもっと使われなくなり、おでこにしわを増やしてしまうという悪循環になるケースが多くあります。
目を開くときにおでこの筋肉を上に挙げる癖があると、いつも同じところにしわを寄せてしまうので、年齢を重ねるほどしわはどんどん深く刻まれてしまいます。

眉間

眉をひそめた状態のままスマホを集中して見ていたり、老眼なのにメガネをかけずに目を酷使していたりといった表情の癖も、しわが増える原因になります。
眉を動かす癖は自分では気づかないうちに動いてしまっていることも多く、本人が想像する以上によく動いている場合があります。眉間は表情じわができやすい部分であるため、自分がどんな時、眉間にしわを寄せてしまうかに気づき、なるべくしわをつくらない顔で過ごす習慣づけも大切です。

加齢や紫外線による肌の弾力の低下

しわは筋肉の癖だけでなく、お肌そのものの変化によっても起こります。真皮層には皮膚を支える成分であるコラーゲンやエラスチンが含まれますが、これらは加齢や紫外線の影響によって失われていくもの。若い頃は跡にならなかったしわが、弾力の低下によって残り続けることでしわになるのです。

表情の作り方によって形成されるしわは「表情じわ」と呼ばれ、もとに戻ると自然と消える場合が多いのですが、お肌の弾力が低下すると癖になってしわが形成されることがあります。

おでこや眉間のしわと関係の深い表情筋

おでこや眉間のしわができる要因について紹介してきましたが、しわができないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。
しわと関わりの深い表情筋について、部位別に解説します。

おでこの表情筋

おでこのしわと関係の深い表情筋が「前頭筋(ぜんとうきん)」です。眉毛をあげるときに動く筋肉ですが、まぶたを見開くときにも動くことが多いです。前頭筋(ぜんとうきん)はおでこに対して縦向きに走っているため、収縮時に横向きのしわがつくられます。しわは、筋肉の向きと直交する方向にできるようになっています。
おでこのしわは大きく目立ちやすいので、日頃から動かし方を意識してしわを作らないことが肝心です。

眉間の周りの表情筋

眉の上にある表情筋「皺眉筋(しゅうびきん)」は、眉を寄せてしかめっ面をするときに使う筋肉で、ここが凝りかたまると眉間の縦じわがどんどん深くなってしまいます。
眉間の縦じわは老けた印象になるだけでなく、怒っていると勘違いされてしまう可能性もあるため、なるべく作りたくないものです。眉間のしわは、目を細めたり眉間に力を入れたりするとできやすくなります。視力が悪い方はメガネの度数を適切なものにする、考えごとが多い方はストレス発散をしたり表情のストレッチをするなどの対策をこころがけましょう。

おでこや眉間のしわを取るには

これまで、しわができる原因や関係の深い表情筋について紹介してきました。
すでにおでこや眉間にしわがある方はどうしたらいいのでしょうか。
しわを解消するための方法を3つ紹介します。

表情筋の動かし方と自分の癖を知る

「気づくと眉間に力が入っている」「目を細めて文字を読んでいる」「無防備な自分の顔が鏡に映るといつも口がへの字になっている」「笑顔をつくるときに必要以上に頬や口角に力を入れている」など…
意識的、どんな人でも表情筋の動かし方には癖があるものです。いまあるしわは普段の癖が蓄積してできたものですから、解消するためにはどんな癖があるのか把握することが欠かせません。
まずは、自分はどんな場面でしわを寄せてしまうかを把握するところから始めましょう。

また、いつも頬杖をついている、猫背気味といった姿勢の悪さや、枕が高すぎたり低すぎたり、うつ伏せ寝やいつも長時間横向きで同じほうを下にして寝ていたりすると眉間に脂肪が寄ってしまい、眉間のしわとして定着してしまいます。このような睡眠時の習慣も表情じわの原因になりますので注意してください。また、寝具が合わないために体の緊張が取れず、眉間のしわにつながる場合もあります。

日々気をつけたい3つの刺激を把握する

紫外線

しわができる要因のひとつに、肌を支える真皮層の変化が挙げられます。私たちの肌は、コラーゲン、エラスチンなど、肌の弾力やハリに関わる成分によって支えられています。これらは加齢や紫外線の影響によって失われるとされていますが、加齢を避けることはできません。紫外線を避けることで真皮層の成分保持を心がけましょう。

乾燥

乾燥も厳禁です。乾燥によって皮膚表面の角質がかたく厚くなると、バリア機能と保湿機能が低下し、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けてしまいます。
乾燥を避けるコツは、「湿度の調整をする」「お肌にうるおいを与える」の2つ。室内に湿度計を置いて、空気が乾燥している場合は加湿器をつけることで室内の湿度が保たれます。これが難しい場合はお風呂上がりに化粧水や乳液をつけることで対策しましょう。お風呂上がりだけでなく、洗顔後、乾燥していると感じたらつけるなどこまめに潤いを与えるのもおすすめです。

摩擦

摩擦も禁止です。洗顔やメイクの時、肌を擦っていませんか?ゴシゴシ…まではしていないと思いますが、肌に触れる際には「肌が寄れないように優しく」が大前提です。
特に目の周りは、ほかの顔の部分に比べて「皮膚が薄く、脂が少なく、乾きやすい」部分。お化粧をするにも関わらず保湿成分が届きにくい、ケアが特に難しい部分です。

他人に触れるときは優しいけれど、自分に触れる時って意外と強くなりがちです。肌の触れ方に意識を向けて十分な保湿と摩擦レスなお手入れを心がけてください。

癖を矯正するために表情筋を鍛える

顔は表情筋によって笑ったり、泣いたり、怒ったりと、さまざまな表情が生まれます。
しわを避けるために表情筋を動かさないことは逆効果。筋肉の衰えはしわを却って早めてしまいます。鍛えたほうがしわ対策になるのです。
日頃から適度に表情筋を動かすトレーニングやマッサージを取り入れるなど、表情筋が衰えないように気を配りましょう。

おでこや眉間のしわの解消トレーニング方法

今できてしまっているおでこや眉間のしわを少しでも目立たなくするためのトレーニングを紹介します。

V アイトレーニング

①人差し指と中指をVの字にする。中指を下にして、おでこに当てます。

②おでこを固定したまま「お」の口をします。

③ ②の状態を保ったまま目を細めます(中指を左右外側に引き眉間のしわを抑える)5秒

④ ②の状態を保ったまま目を見開きます(Vの字を開きながら額のしわを抑える)5秒

③~④を3セット行います

  • 肩の力を抜きます。
  • Vの字でおでこを固定することにより「前頭筋」の動きをコントロールします。
  • Vの字の間(額)をしっかり観察しながら額にしわがよらないように目を開きます。
  • ポイントは目を斜め上にあげる筋肉(上眼瞼挙筋)を意識。上に挙げようとすると前頭筋に意識が入り、額じわが入りやすくなってしまいます。
    目の斜め上に向かって付いている上眼瞼挙筋を意識するのがポイントです。

オープンスマイルトレーニング

①左右それぞれの眉毛の上に眉に沿って人差し指を当てます。

②親指は頭のハチを抑えます。

③人差し指を左右に押し広げるように少し圧をかけながら眉間のしわを伸ばします。(5秒×3回)

④力をゆるめ、人差し指を親指に向かって移動させます(ゆっくり3回)。
この時、口角を上げながら行います。(口角を上げてニッコリとするだけで、眉間が広がりやすくなります)

  • 肩の力を抜き首の後ろを伸ばす意識で行います。
  • 眉間のしわが気になる方はもしかしたら、寝ている間も眉間にしわを寄せているかもしれません。
    朝起きて鏡を見たときに眉間にしわが刻まれていたら、夜寝る前にオープンスマイルトレーニングを取り入れてみてください。

表情筋ケアとスキンケアでハリのある表情を手に入れよう

表情筋トレーニングで、「眉間にしわを寄せないで目を細める」「額にしわを寄せないで目を開ける」そんな、顔が喜ぶ「新しい癖」をあなたの顔に上書きしてあげましょう!
また、健やかな肌を保つためには、日々のスキンケアの改善が必要不可欠。
保湿などの基本的なスキンケアや、摩擦予防、紫外線対策などの生活習慣を整えて過ごすことも大切です。ハリのある表情で喜怒哀楽を表現するあなたにはとっても魅力的。そんな自分をイメージしながらぜひ今日から取り入れてみてください。