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二重あごやあごのたるみを スッキリさせるには表情筋を鍛えよう!
二重あごやあごのたるみを スッキリさせるには表情筋を鍛えよう!

二重あごはなぜできる?

最近太ってしまって、あごの周りの肉付きがよくあり、二重あごに悩んでいる方は少なくないはず。二重あごは太っている方だけではなく、実は痩せている人でもなってしまうことがあります。
顔全体が大きく見えてしまったり、実年年齢よりも老けて見えてしまったり、印象が悪くなってしまう二重あご。この記事では、そんな二重あごの原因についてお伝えします。

悪い姿勢が癖になっている

姿勢が悪いと、血液やリンパの流れが悪くなるため、むくみやすくなったり、たるみやすくなったりします。
猫背のような姿勢で長い時間、姿勢を固定させてしまうと、重い頭を支えるために首や肩が必要以上に
負荷をかけてしまいます。

負荷をかけてしまうと、筋肉がかたまり、肩周りの血液循環がスムーズにいかなくなるので、顔がむくみやすくなってしまうことが多くなります。
また、前のめりの姿勢が長ければ長いほど、顔の筋肉や皮膚が下に引っ張られ、顔に脂肪がつきやすくなるため、たるみの原因になってしまうことがあります。

さらに、頬がたるむとほうれい線も目立ち、マリオネットラインや二重あごができる原因にもなるという
二重あご形成のスパイラルが起こります。
そして極め付けに…目線が下向きになるため、まぶたの下垂にもつながり、目もともぼんやりした印象になってしまいます。

数年前から話題になっている「スマホ顔」をご存知でしょうか?
長時間うつむいてスマホやパソコンの画面を見ている人は、まさに顔がスマホに吸い込まれるかのように背中を丸め、首が前のめりになっている状態です。
こうした日々の行動が癖になり、印象のよくない姿勢や表情の原因になっています。

顔の筋肉である表情筋について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「表情筋を鍛えることで小顔に?トレーニング方法やメリット・効果について」

舌の筋肉が衰えている

舌には正しいポジションがあることをご存じでしょうか?
正しい舌の位置は、上の真ん中の前歯2本の真裏から舌先でたどっていった時に最初にポコっと出っ張っているところです。(スポットと呼ばれています。)スポットに軽く舌先が当たっており、舌全体が上あごに付いていて、上あごの中に収まっている状態が舌の正しい位置です。
普段から、口を閉じた状態で舌の正常な位置を保ち、鼻呼吸をして過ごすよう心がけていきましょう。
二重あごと舌の筋肉は一見関係ないように思われがちですが、実は舌の筋肉が弱まると、のど仏の少し上にある舌骨の位置が下がってしまい、あごや首回りがたるんで、二重あごになりやすくなってしまいます。
(舌の位置は ①の2.舌のポジション確認&マスクの中でもできる簡単舌トレを参考にしてください。)

表情筋の衰えによる「たるみ」・生活習慣による「むくみ」

表情筋は皮膚と繋がった筋肉なので、加齢により顔の筋肉が衰えると脂肪を支えることができなくなります。また、人と接する機会が極端に減少していたり、表情を動かすこと自体が少なくなっていることで、表情筋の筋力低下にも直結します。
肌にハリがなくなると共にフェイスラインがたるみ、二重あごになってしまう可能性が出てきてしまいます。

むくみも二重あごの原因のひとつです。顔がむくむと、一回りも二回りも顔が大きくなり、結果として二重あごになってしまうのです。
「むくみ」の原因は、血液やリンパの流れが悪くなっていることにあります。血液やリンパの流れが悪くなると、体内の水分をスムーズに排出できなくなるため、むくみが生じます。
日々の生活で例えると、夜に飲み過ぎたり、味の濃い食べ物を食べ過ぎたりした翌日、朝起きて鏡に映った自分の顔がむくんで二重あごになっているといった経験のある方々も少なくないはずです。

アルコールを分解するために必要なのが「水」です。お酒を飲み過ぎてしまうと、利尿作用が起こり水分が体の外に出てしまう一方、体の中では血管内に水分を沢山取り入れてアルコール濃度を低くする働きが生じるため、飲酒後は体が水分を欲します。
また、味の濃い食べ物を摂取し過ぎると、体が塩分濃度を一定に保とうとするため、体内に水分を溜め込む働きから、むくみが生じます。

二重あご解消に鍛えたい表情筋

二重あご解消には「舌の筋肉」を鍛えることがとても大切です。
あご下に舌を動かすための「舌骨筋群」という筋肉の集まりがあるのですが、加齢とともに衰えてしまいます。この筋力が弱くなり舌骨の位置が下がってくると、あごの下に緩みが生じ、二重あごになると言われています。
日常、柔らかいものばかり食べていたり、人と話す機会が少ない方は、スッキリとしたフェイスラインを維持するためにも舌骨筋群を鍛えることを習慣化しておくといいでしょう。

姿勢の改善はあごのたるみ・むくみ解消にも効果的

二重あごに影響のある「たるみ」や「むくみ」の原因となるのは、血行不良やリンパの流れの悪さです。
スムーズな流れを促すために、まず取り組むべきことは、正しい姿勢を長時間保つための努力です。
簡単に見えて、なかなか意識付けができていない人が多いのです。
特にパソコンやスマホを長時間使用していることにより、首が前に出ている人は注意が必要。
耳と肩先が一直線になっているのが正しい姿勢です。
背筋を伸ばして軽く肩先を下げあごをうなずくように軽く引き、頭頂から髪の毛1本空に引き上げられている状態をイメージしてみてください。
座っているときや立っているときもこの姿勢をイメージしてみましょう。 これを意識するだけでも、二重あごの予防・改善に役立ちます。そして、二重あご解消により直接的なアプローチをするには表情筋トレーニングが効果的です。トレーニング方法をご紹介します。

二重あご解消に効く!表情筋トレーニング

表情筋を鍛えて二重あごにならないよう予防しましょう。

舌腹筋

舌の筋肉を鍛えて滑舌を改善しましょう。舌が整うと口内環境も整い、顔のリフトアップと
二重あごの改善が期待できます。

①舌の先をとがらせて三角形にして出します(舌は平行)

②舌先を上唇方向に向かって近づけます

③ ①、②を20〜30回繰り返し行います

※舌を出す時にあごが前に出ないように注意が必要です。
※舌腹筋の際、舌が平行のポジションから上唇に近づける(平行に戻した時に舌がさがらないように)
↓こういうことです。

※慣れてきたら口角を上げながら行う。

二重あごに効く!舌・口・首トレ

①舌を上あごに押し上げ、「お」の口を作ります。

②鎖骨下・胸の中央に両手を重ね、支点になるように下向きに圧をかけます。

③ 顔を真上にあげて首を伸ばし5秒キープ、ゆっくり顔を正面に戻します。
(ジワーっと気持ちよく伸びる感覚があればOK)

④左の鎖骨下に両手を重ね下向きに圧をかけ、
 重ねた手を支点にして頭をゆっくり右斜め上に。
 この状態を5秒キープ、ゆっくり顔を正面に戻します
(ジワーっと気持ちよく伸びる感覚があればOK)

➄反対も同様に行いましょう!
重ねた手を支点にして頭をゆっくり左斜め上に。
この状態を5秒キープ、ゆっくり顔を正面に戻します。

「お」の口で頬全体のハリを持たせ、舌を上にあげ喉の奥を引き締めながら首の表面の筋肉も鍛えられるので、顔のむくみや首のたるみにも効果的です。

二重あごやたるみを解消して自信の持てる素顔に!

顔の筋肉を鍛えることは、二重あご防止以外にもさまざまなメリットがあります。
日々のルーティンにトレーニングを取り入れることで、キュっと引き締まったフェイスラインを手に入れることができますし、表情が豊かになり、気持ちも明るくなります。

二重あごのお悩みは、幅広い年代で多く見られます。「まだ、私は大丈夫!」と気を緩めていたら、いつの間にかあごの周りも緩んでしまった…なんてことにならないように、今日からぜひ毎日トレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか。また、たくさん笑って表情豊かに過ごすように心がけることも大切です。というのも、表情筋をもっとも使うのは「笑顔」だと言われています。

実験心理学・認知神経科学の専門家がこんなことを仰っています。

『私たち人間は、顔の骨格的な面では、左右対称の顔やバランスのよい顔の人に好感を持つといわれています。しかし、それ以上に魅力を感じるのが、実は笑顔。これは研究でもあきらかになっており、顔の造形以上に、笑顔の人を魅力的に感じることがわかっています。

また、最初はつくり笑いであったとしても、とにかく口角を大きく上げ、目を細めて笑顔をつくる、そうすると心身が反応して気持ちも明るく楽しくなっていくといわれています。

近年のイェール大学での幸福研究ではさらに、常に楽しい、うれしいといったポジティブな感情だけを感じるよりも、場面ごとの快・不快をしっかり感じる人のほうが幸せであるという結果が出ています。表情でいえば、哀しい場面では哀しい表情を、うれしいときにはうれしい表情を現せる、表情豊かな人のほうが幸せだといえるでしょう。

表情をこれだけ豊かに現せるのも、私たち人間だけです。日頃から表情筋を大いに動かし、笑うときは思いきり笑うというように、そのときその場面で感じた喜怒哀楽を表情に出していく。それが自身を魅力的にみせるとともに、幸福感を得られる近道なのだろうと考えられています。』

*表情筋研究所 専門家コラムvol.1 インタビュー「表情ってなんだろう? 」でご紹介しきれなかった佐藤弥先生のお話。より引用

よく笑うことによって、顔全体の筋肉を使うため、二重あごだけではなく、たるみ顔の対策に繋がることも期待できます。
また、人に笑顔を見せることで、相手も自分も幸せな気持ちが増幅することが科学的にも証明されています。一人でいる時でも、笑顔を心がけるだけで、ストレスをリセットしたり、免疫力をアップしたり、不安や緊張感を緩和してくれる作用があります。
表情筋のトレーニングとあわせて、時々意識的に笑顔になるように心がけてみましょう。
そうすることで表情筋を鍛えつつ、メンタルケアとエイジングケアを同時に行うことができます。