表情筋研究所

YA-MAN ヤーマン

survey調査データ

表情筋実態調査2022

「マスクを外すこと」を恥ずしいと感じる方は2人に1人

一番鍛えたい表情筋は口周りの口輪筋(こうりんきん)が2年連続で1位、
引き続き「顔の下半分」のケアに注目。

ヤーマン株式会社(代表取締役社長:山﨑貴三代、所在地:東京都江東区)は、専門メーカーとして美容機器を開発する中で培ってきた「表情筋研究」をベースに、2020年10月に『表情筋研究所』を発足、2021年より磨き上げてきた高次元の「テクノロジー」と先端美容研究によって辿り着いた確かな「サイエンス」の双方をあわせ持った独自の視点で美を深層から科学する研究・開発拠点として『表情筋研究所』ラボを開設し、新しい美のカタチをお届けしております。

コロナ禍により長らく続いたマスク生活から、今年は少しずつマスクを外すシーンが増えています。一方で、「顔パンツ」という言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、若年層を中心に人前でマスクを外して顔を見せることに抵抗を感じる方も少なくないようです。そこで表情筋研究所では、20代~50代の男女400名を対象に、マスクを外す生活に向けての意識や、その対策方法を調査いたしました。

―調査サマリー

マスクを外すのが恥ずかしいと感じる方は2人に1人!

さまざまな肌悩みやコミュニケーション上の不都合を招いたマスク生活ですが、いざマスクを外すとなると「恥ずかしい」と感じる方は約半数、「何もなくてもマスクを着けていたい」と思う方も約半数という結果でした。

「マスクを外す生活に向けて何か対策をしよう」という意識は
若い世代ほど高く、20代女性では約7割

多くの方がマスクを外すことに恥ずかしさを感じる中で、「マスクを外す生活に向けて何か対策をしよう」という意識は若い世代ほど高く、20代女性では約7割となっており、高いモチベーションがあるようでした。

2021年と比較して、表情筋が気になる瞬間が増えた方は40代では約半数

顔のたるみやしわ、ほうれい線に関わる表情筋について、2021年よりも気になると回答した方は約3割。特に40代以上の女性では半数近くが「増えた」と回答していました。マスクを外すことへの抵抗感がここにもみられるようです。

一番鍛えたい表情筋は2年連続で「口輪筋(こうりんきん)」が1位

鍛えたい表情筋は昨年に引き続き第1位が「口輪筋」26.3%。次いで「頬まわり(大・小頬骨筋)」13.0%。やはりマスクで覆われている「顔の下半分」のケアが重要視されていることが伺えます。

【調査概要】 調査方法:インターネット、調査期間:2022年11月実施、調査対象:400人(20~50代男女、各50サンプル)

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【ヤーマン株式会社 表情筋研究所調べ】とご明記ください。

―調査結果

マスクに対する意識

「最近マスクを外すのが恥ずかしい」と回答した方は45.3%、「何もなくてもマスクをつけていたい」と回答した方は49.5%という結果に。約半数の方が人前でマスクを取るのが恥ずかしいと感じているようです。最初は仕方なく着けていたマスクでしたが、長引くコロナ禍により、マスクを着けていないと不安な状態になっている様子がうかがえます。

マスクを外す生活に向けての対策意向

そんな中で「マスクを外す生活に向けて何か対策をしようと思っている」方は、すでに対策をしている方も含め35%。男女とも若年層ほど高い傾向があり、20代女性では66%と最も高いスコアでした。マスクを外すのは恥ずかしいと感じる分、新しい生活のスタートに向けて、ケア意向が高まっているようです。

マスクを外す生活に向けての対策方法としては「スキンケアを変える」がトップ、次いで「ハンドマッサージをする」「メイクの仕方を変える」と続いていました。

マスクを外す生活に向けての対策TOP3 (N=89)

第1位 スキンケアを変える:11.0%

第2位 ハンドマッサージをする:8.8%

第3位 メイクの仕方を変える:8.5%

急にマスクを外すことになった際の、恥ずかしかったエピソード

マスクをした生活は窮屈な反面、楽だと感じるシーンも多いですが、困るのは急にマスクを外さなければならなくなったとき。外すのにためらいを感じた経験は誰しもあるのではないでしょうか。急にマスクを外すことになった際の恥ずかしかったエピソードとして多かったのは「急に写真を撮ることになったとき」。お出かけのときならともかく、集合写真は意外と不意打ちが多いもの。他に「顔の産毛処理やメイクのし忘れ」などの声も多く挙がっていました。長期にわたるマスク生活からくる油断が、恥ずかしい場面を生む一因のようです。

急にマスクを外すことになった際の、恥ずかしかったエピソード (抜粋)

・写真を撮るときに「マスクを外しましょう!」と言われると自然とためらってしまい、時間がかかってしまう。 (20代男性)

・リップを塗るのを忘れていた。 (30代女性)

・マスクを付けるようになってから知り合った人とマスクを外すとイメージ違うといわれた。 (40代女性)

・顔の産毛を剃っていなかったので、まじまじと顔を見られるのが恥ずかしかった。 (40代女性)

表情筋やご自身の表情についての意識

顔のたるみやしわ、ほうれい線の大きな要因にもなる表情筋についても質問したところ、約3割の方が「表情筋やご自身の表情について気になる瞬間が増えた」と回答、女性では4割を超えました。中でも40~50代女性のスコアが高く、半数近くの方が「増えた」と回答しています。

表情筋のケアについて

表情筋を鍛える・ケアをしている方は全体の2割程度。ただ、ケアの頻度は約3割が毎日、6割以上が週1以上と回答。表情筋をケアしている方は、やはりこまめに行っているようです。

一番鍛えたい表情筋TOP3

一番鍛えたい表情筋については、第1位「口回り(口輪筋)」、第2位「お顔の頬まわり(大・小頬骨筋)」。昨年に引き続き、コロナ禍でマスクの下に覆われている「顔の下半分」の表情筋が注目されている結果となりました。

Q.あなたが、気になる筋肉や部分、鍛えたい表情筋はどれですか。
鍛えたい部分としてあてはまるもの全てお選びいただき、一番鍛えたい部分として一つお選びください。 [MA]

2022年

第1位 口回り (口輪筋):26.3%

第2位 頬まわり (大・小頬骨筋):13.0%

第3位 目もと (眼輪筋):11.5%

2021年

第1位 口回り (口輪筋):22.8%

第2位 頬まわり (大・小頬骨筋):18.5%

第3位 目もと (眼輪筋):14.3%

―まとめ

長引くコロナ禍により「マスクを着けている方が安心、顔が隠せて楽」という意識が広まり、もはやマスクを外すことが恥ずかしいと感じられるようになった「顔パンツ」現象。その意識はやはり若い世代ほど強く気にする傾向にあり、対策意向も強いようです。

表情筋という視点では、40~50代女性はマスク生活の影響とエイジングなど元々のお悩みとの相乗効果で、顔の下半分が気になる瞬間が多くなっているのかもしれません。

マスクを着けているとどこか守られている感じがありますが、どうしても顔の下半分は気を抜きがちに。また、他人からは表情を読み取りにくく、コミュニケーションに支障をきたすこともあります。そして写真撮影や食事のシーンなど、不意にマスクを外さなければならない場面は必ずやってきます。そんな時でも戸惑うことがないように、その時に素敵な笑顔を見せられるように。こまめな表情筋のエクササイズで、自信の持てる豊かな表情を育てていきましょう。

『表情筋研究所』サイトでは、手軽に始められる簡単な表情筋エクササイズの方法もご紹介しています。ぜひ日ごろのトレーニングの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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